Pankey's Roomsince 2000.7.19
パンキーのかんたん音楽理論講座 ドレミファソラシド 音符&休符 コード(その1) コード(その2) コード(その3) コード(その4) ラシドレミファソラ パンキーのかんたん音楽理論講座 ドレミファソラシド 左の図をみてください。ピアノの 1オクターブ分ですが、この音の並びぐあいを覚えると、音楽理論の説明が、わかりやすいです。ピアノは普通88鍵盤ありますからこの塊が7個とおまけがちょっとあります。とても 音域の広い楽器ですね。#やbの音 のときは、黒鍵のところです。鍵盤を順番に弾いていくと 半音階の音階(クロマチックスケール) が弾けちゃいます。調律師のひとが得意な音階ですね。私は一度超速弾き調律師の方をみたことがあります。 (半音階 UP&DOWN 1オクターブ) では次に5線譜でドレミの位置を確認しましょう。ピアノの譜面はこのように2段譜で書かれます。上の方が ト音記号のときのドレミ、下の方が ヘ音記号のドレミです。ヘ音記号の方は同じドレミでも 1オクターブ低いです。ト音記号は記号の書き始めがト音(ソ、G)だから、ヘ音記号は:の間がヘ音(ファ、F)を示すのでこう呼ばれます。ギターはト音記号、ベースはヘ音記号で書かれます。ただ注意して欲しいのはギターやベ−スは 記譜音より実音は1オクターブ低いです。このドレミファソラシドは ハ長調の長音階(Cメジャースケール)です。ド(C)から始まって 全音、全音、半音、全音、全音、全音、半音 の順番に並べるとできます。(全音というのは半音2つ分のことです。上のピアノの図で確認してね。)どこの音から始めてもこの順番で並べると長音階(メジャースケール)ができます。例えばレ(D)から始めるとレ(D)、ミ(E)、ファ#(F#)、ソ(G)、ラ(A)、シ(B)、ド#(C#)、レ(D)となり 二長調の長音階(Dメジャースケール)になります。長調は全部で12キーあります。残りの10キーも覚えてくださいね。 (長音階 12キーUP&DOWN 1オクターブ) 音符&休符 上の図は音符と休符の長さを表してます。 全音符、全休符から順番に半分になっていって、 2分、4分、8分、16分、32分音符(休符)となっています。楽譜の読み書きの基本ですから是非覚えましょう! 半分の書き方がわかったところで今度は3等分にすると左のようになります。休符も同様です。4拍3連と2拍3連 はなれるまでタイミングがとりにくいですが、がんばって覚えて下さい。あと 5連符や 7連符のような奇数連符 の場合は音符の上や下に数字を入れると楽譜が読みやすくなります。 付点音符についてですが、まず右の図をみてください。付点がつくとその音符の半分の長さを足すという意味です。つまり1.5倍の長さになるわけです。全音符につくと6拍、2分音符につくと3拍の長さになります。なれれば簡単ですね。 コード(その1) さて左の譜面を見てください。ドレミファソラシドのそれぞれの音をルート音にして3度と5度の音を加えた 3声のコードです。 (Cダイアトニック・コード 3声) ピアノだとドミソの形をずらすだけで 白鍵だけで簡単に弾けちゃいます。大文字だけのコード名はそのアルファベットの音がルート音の メジャー・コード、小文字のmがついているのはそのアルファベットがルート音の マイナーコードです。メジャーとマイナーの違いは3度の音が 長3度か短3度かということです。(b5)というのは5度の音が半音下がった 減5度の音が入ってるという意味です。これらのコードは Cメジャー・キーのダイアトニック・コードと呼ばれます。ほかのキーでも同様に3声のコードを作れますね。 よく音楽理論書などに出てきますが、各キーの音から順にI,II,III,IV,V,VI,VIIとギリシャ数字をつけて I,IIm,IIIm,IV,V,VIm,VIIm(b5)というようにコードタイプの説明をしています。Fメジャー・スケール だとF(ファ),G(ソ),A(ラ),Bb(シb),C(ド),D(レ),E(ミ),F(ファ)になるので、 Fメジャー・キーのダイアトニック・コードはF=I,Gm=IIm,Am=IIIm,Bb=IV,C=V,Dm=VIm,Em(b5)=VIIm(b5) となります。ほかのキーもがんばって覚えましょう。 コード(その2) さて上の譜面を見てください。前回の3声のコードに 7度の音を加えた 4声のコードです。ちょっと響きが3声のコードに比べて厚く、おしゃれな感じになりますね。 (Cダイアトニック・コード 4声) 前回と同様にピアノだとドミソシの形をずらすだけで 白鍵だけで簡単に弾けちゃいます。注意して欲しいのは7度の音がC△7とF△7が 長7度、Dm7、Em7、G7、Bm7(b5)は短7度の音になります。コード・ネームに△7、或いはmaj7と付いてるのは 長7度(メジャーセブンス) の音を加えるという意味です。7だけの場合は 短7度(マイナー・セブンス)です。ほかのキーでも同様にルート、3度、5度、7度で4声のコードを作れますね。例えば Gメジャー・スケール だとG(ソ),A(ラ),B(シ),C(ド),D(レ),E(ミ),F#(ファ#),G(ソ)になるので、 Gメジャー・キーのダイアトニック・コードはG△7=I△7,Am7=IIm7,Bm7=IIIm7,C△7=IV△7, D7=V7,Em7=VIm7,F#m7(b5)=VIIm7(b5)となります。ほかのキーもがんばって覚えましょうね! コード(その3) さて上の譜面を見てください。前回までに出てこなかった 3声と4声のコードタイプです。 簡単な曲ではダイアトニックコードだけで出来ているのも多いですが、これらのコードも よく使われます。 (いろんなコード 3声&4声) 響きの違いがわかりやすいようにルート音は総てCで書いています。構成音ですが、まずCaugは オーギュメント・コードと呼ばれルート、長3度、増5度です。Caug7はそれに短7度を足します。 Cdimはディミニシュ・コードでルート、短3度、減5度。 Cdim7はそれに 減7度を足します。この場合はAの音です。 Csus4はサス・コードでルート、完全4度、完全5度。 C7sus4はそれに 短7度を足します。 C6はCの和音に長6度を足したもの。 C7(b5)はルート、長3度、減5度、短7度でC7の 5度が半音下がったものです。 Cmmaj7はCmに長7度を足したものです。 他のルート音でも弾いてみてそれぞれのコードの響きを確かめてください。 コード(その4) さて上の譜面を見てください。前回までに出てこなかった テンションコードと呼ばれるものです。 名前のとおり緊張感のある響きで、ジャズやボサノバなどに良く出てきますね。 表記の仕方はいろいろありますが、私がわかりやすいと思う方法で書きました。 (テンションコード) 今回も響きの違いがわかりやすいようにルート音は総てCです。 構成音を表にしてみました。 C9ルート、長3度、完全5度、短7度、長9度 Cm9ルート、短3度、完全5度、短7度、長9度 C△9ルート、長3度、完全5度、長7度、長9度 C9(#5)ルート、長3度、増5度、短7度、長9度 C9(b5)ルート、長3度、減5度、短7度、長9度 C7(b9)ルート、長3度、完全5度、短7度、短9度 C7(#9)ルート、長3度、完全5度、短7度、増9度 C69ルート、長3度、完全5度、長6度、長9度 C11ルート、長3度、完全5度、短7度、長9度、完全11度 C(#11)ルート、長3度、完全5度、短7度、長9度、増11度 C13ルート、長3度、完全5度、短7度、長9度、完全11度、長13度 C13(b9)ルート、長3度、完全5度、短7度、短9度、完全11度、長13度 C13(b5,b9)ルート、長3度、減5度、短7度、短9度、完全11度、長13度 実際の演奏では、コードトーンを全部弾くよりルートや5度の音をベースに任せて、 残りの音を弾く場合が多いです。例えばウクレレなら4本弦で、5つ以上の和音を 弾くのは物理的に無理ですから、C9を弾く時はドを省略してミ、ソ、シ♭、レを 弾いたりします。 ラシドレミファソラ 上の楽譜を見てください。ピアノの白鍵の音だけを並べたものですが、 ド(C)から弾きはじめて、 ドで終わるとCのメジャースケールになりますが、ラ(A)から弾きはじめてラで終わると、 Aのナチュラルマイナースケールになります。 (Aのエオリアン・スケールとも呼ばれます。) 使っている音は同じでもどこから始めるかによってスケールの名前が変わります。 今回はマイナー・スケールについてとりあげます。3つのマイナースケールがありますが、 メジャースケールとの違いがわかりやすいようにCのキーで並べてみましょう。 下の楽譜を見てください。 (Cmキーの3つのマイナー・スケール) @はCメジャー・スケールのミとラとシの音に♭が付いています。3度、6度、7度の3音が 半音下がったものですが、Cのナチュラル・マイナースケールとなります。 (Cのエオリアン・スケールともいいます。) Aはミの音だけに♭が付いています。3度の音だけ半音下がると、 Cのメロディク・マイナー・スケールになります。 Bはミとラの音に♭が付いていて、3度と6度が半音下がると、 Cのハーモニック・マイナー・スケールになります。 実際に弾いてみて違いを感じ取ってください。また他のキーでも3種類のマイナー・スケールを 弾いてみましょう。12キー全部弾くと練習になりますよー。 TOP
パンキーのかんたん音楽理論講座
パンキーのかんたん音楽理論講座 ドレミファソラシド 左の図をみてください。ピアノの 1オクターブ分ですが、この音の並びぐあいを覚えると、音楽理論の説明が、わかりやすいです。ピアノは普通88鍵盤ありますからこの塊が7個とおまけがちょっとあります。とても 音域の広い楽器ですね。#やbの音 のときは、黒鍵のところです。鍵盤を順番に弾いていくと 半音階の音階(クロマチックスケール) が弾けちゃいます。調律師のひとが得意な音階ですね。私は一度超速弾き調律師の方をみたことがあります。 (半音階 UP&DOWN 1オクターブ) では次に5線譜でドレミの位置を確認しましょう。ピアノの譜面はこのように2段譜で書かれます。上の方が ト音記号のときのドレミ、下の方が ヘ音記号のドレミです。ヘ音記号の方は同じドレミでも 1オクターブ低いです。ト音記号は記号の書き始めがト音(ソ、G)だから、ヘ音記号は:の間がヘ音(ファ、F)を示すのでこう呼ばれます。ギターはト音記号、ベースはヘ音記号で書かれます。ただ注意して欲しいのはギターやベ−スは 記譜音より実音は1オクターブ低いです。このドレミファソラシドは ハ長調の長音階(Cメジャースケール)です。ド(C)から始まって 全音、全音、半音、全音、全音、全音、半音 の順番に並べるとできます。(全音というのは半音2つ分のことです。上のピアノの図で確認してね。)どこの音から始めてもこの順番で並べると長音階(メジャースケール)ができます。例えばレ(D)から始めるとレ(D)、ミ(E)、ファ#(F#)、ソ(G)、ラ(A)、シ(B)、ド#(C#)、レ(D)となり 二長調の長音階(Dメジャースケール)になります。長調は全部で12キーあります。残りの10キーも覚えてくださいね。 (長音階 12キーUP&DOWN 1オクターブ) 音符&休符 上の図は音符と休符の長さを表してます。 全音符、全休符から順番に半分になっていって、 2分、4分、8分、16分、32分音符(休符)となっています。楽譜の読み書きの基本ですから是非覚えましょう! 半分の書き方がわかったところで今度は3等分にすると左のようになります。休符も同様です。4拍3連と2拍3連 はなれるまでタイミングがとりにくいですが、がんばって覚えて下さい。あと 5連符や 7連符のような奇数連符 の場合は音符の上や下に数字を入れると楽譜が読みやすくなります。 付点音符についてですが、まず右の図をみてください。付点がつくとその音符の半分の長さを足すという意味です。つまり1.5倍の長さになるわけです。全音符につくと6拍、2分音符につくと3拍の長さになります。なれれば簡単ですね。 コード(その1) さて左の譜面を見てください。ドレミファソラシドのそれぞれの音をルート音にして3度と5度の音を加えた 3声のコードです。 (Cダイアトニック・コード 3声) ピアノだとドミソの形をずらすだけで 白鍵だけで簡単に弾けちゃいます。大文字だけのコード名はそのアルファベットの音がルート音の メジャー・コード、小文字のmがついているのはそのアルファベットがルート音の マイナーコードです。メジャーとマイナーの違いは3度の音が 長3度か短3度かということです。(b5)というのは5度の音が半音下がった 減5度の音が入ってるという意味です。これらのコードは Cメジャー・キーのダイアトニック・コードと呼ばれます。ほかのキーでも同様に3声のコードを作れますね。 よく音楽理論書などに出てきますが、各キーの音から順にI,II,III,IV,V,VI,VIIとギリシャ数字をつけて I,IIm,IIIm,IV,V,VIm,VIIm(b5)というようにコードタイプの説明をしています。Fメジャー・スケール だとF(ファ),G(ソ),A(ラ),Bb(シb),C(ド),D(レ),E(ミ),F(ファ)になるので、 Fメジャー・キーのダイアトニック・コードはF=I,Gm=IIm,Am=IIIm,Bb=IV,C=V,Dm=VIm,Em(b5)=VIIm(b5) となります。ほかのキーもがんばって覚えましょう。 コード(その2) さて上の譜面を見てください。前回の3声のコードに 7度の音を加えた 4声のコードです。ちょっと響きが3声のコードに比べて厚く、おしゃれな感じになりますね。 (Cダイアトニック・コード 4声) 前回と同様にピアノだとドミソシの形をずらすだけで 白鍵だけで簡単に弾けちゃいます。注意して欲しいのは7度の音がC△7とF△7が 長7度、Dm7、Em7、G7、Bm7(b5)は短7度の音になります。コード・ネームに△7、或いはmaj7と付いてるのは 長7度(メジャーセブンス) の音を加えるという意味です。7だけの場合は 短7度(マイナー・セブンス)です。ほかのキーでも同様にルート、3度、5度、7度で4声のコードを作れますね。例えば Gメジャー・スケール だとG(ソ),A(ラ),B(シ),C(ド),D(レ),E(ミ),F#(ファ#),G(ソ)になるので、 Gメジャー・キーのダイアトニック・コードはG△7=I△7,Am7=IIm7,Bm7=IIIm7,C△7=IV△7, D7=V7,Em7=VIm7,F#m7(b5)=VIIm7(b5)となります。ほかのキーもがんばって覚えましょうね! コード(その3) さて上の譜面を見てください。前回までに出てこなかった 3声と4声のコードタイプです。 簡単な曲ではダイアトニックコードだけで出来ているのも多いですが、これらのコードも よく使われます。 (いろんなコード 3声&4声) 響きの違いがわかりやすいようにルート音は総てCで書いています。構成音ですが、まずCaugは オーギュメント・コードと呼ばれルート、長3度、増5度です。Caug7はそれに短7度を足します。 Cdimはディミニシュ・コードでルート、短3度、減5度。 Cdim7はそれに 減7度を足します。この場合はAの音です。 Csus4はサス・コードでルート、完全4度、完全5度。 C7sus4はそれに 短7度を足します。 C6はCの和音に長6度を足したもの。 C7(b5)はルート、長3度、減5度、短7度でC7の 5度が半音下がったものです。 Cmmaj7はCmに長7度を足したものです。 他のルート音でも弾いてみてそれぞれのコードの響きを確かめてください。 コード(その4) さて上の譜面を見てください。前回までに出てこなかった テンションコードと呼ばれるものです。 名前のとおり緊張感のある響きで、ジャズやボサノバなどに良く出てきますね。 表記の仕方はいろいろありますが、私がわかりやすいと思う方法で書きました。 (テンションコード) 今回も響きの違いがわかりやすいようにルート音は総てCです。 構成音を表にしてみました。 C9ルート、長3度、完全5度、短7度、長9度 Cm9ルート、短3度、完全5度、短7度、長9度 C△9ルート、長3度、完全5度、長7度、長9度 C9(#5)ルート、長3度、増5度、短7度、長9度 C9(b5)ルート、長3度、減5度、短7度、長9度 C7(b9)ルート、長3度、完全5度、短7度、短9度 C7(#9)ルート、長3度、完全5度、短7度、増9度 C69ルート、長3度、完全5度、長6度、長9度 C11ルート、長3度、完全5度、短7度、長9度、完全11度 C(#11)ルート、長3度、完全5度、短7度、長9度、増11度 C13ルート、長3度、完全5度、短7度、長9度、完全11度、長13度 C13(b9)ルート、長3度、完全5度、短7度、短9度、完全11度、長13度 C13(b5,b9)ルート、長3度、減5度、短7度、短9度、完全11度、長13度 実際の演奏では、コードトーンを全部弾くよりルートや5度の音をベースに任せて、 残りの音を弾く場合が多いです。例えばウクレレなら4本弦で、5つ以上の和音を 弾くのは物理的に無理ですから、C9を弾く時はドを省略してミ、ソ、シ♭、レを 弾いたりします。 ラシドレミファソラ 上の楽譜を見てください。ピアノの白鍵の音だけを並べたものですが、 ド(C)から弾きはじめて、 ドで終わるとCのメジャースケールになりますが、ラ(A)から弾きはじめてラで終わると、 Aのナチュラルマイナースケールになります。 (Aのエオリアン・スケールとも呼ばれます。) 使っている音は同じでもどこから始めるかによってスケールの名前が変わります。 今回はマイナー・スケールについてとりあげます。3つのマイナースケールがありますが、 メジャースケールとの違いがわかりやすいようにCのキーで並べてみましょう。 下の楽譜を見てください。 (Cmキーの3つのマイナー・スケール) @はCメジャー・スケールのミとラとシの音に♭が付いています。3度、6度、7度の3音が 半音下がったものですが、Cのナチュラル・マイナースケールとなります。 (Cのエオリアン・スケールともいいます。) Aはミの音だけに♭が付いています。3度の音だけ半音下がると、 Cのメロディク・マイナー・スケールになります。 Bはミとラの音に♭が付いていて、3度と6度が半音下がると、 Cのハーモニック・マイナー・スケールになります。 実際に弾いてみて違いを感じ取ってください。また他のキーでも3種類のマイナー・スケールを 弾いてみましょう。12キー全部弾くと練習になりますよー。 TOP
ドレミファソラシド
左の図をみてください。ピアノの 1オクターブ分ですが、この音の並びぐあいを覚えると、音楽理論の説明が、わかりやすいです。ピアノは普通88鍵盤ありますからこの塊が7個とおまけがちょっとあります。とても 音域の広い楽器ですね。#やbの音 のときは、黒鍵のところです。鍵盤を順番に弾いていくと 半音階の音階(クロマチックスケール) が弾けちゃいます。調律師のひとが得意な音階ですね。私は一度超速弾き調律師の方をみたことがあります。 (半音階 UP&DOWN 1オクターブ) では次に5線譜でドレミの位置を確認しましょう。ピアノの譜面はこのように2段譜で書かれます。上の方が ト音記号のときのドレミ、下の方が ヘ音記号のドレミです。ヘ音記号の方は同じドレミでも 1オクターブ低いです。ト音記号は記号の書き始めがト音(ソ、G)だから、ヘ音記号は:の間がヘ音(ファ、F)を示すのでこう呼ばれます。ギターはト音記号、ベースはヘ音記号で書かれます。ただ注意して欲しいのはギターやベ−スは 記譜音より実音は1オクターブ低いです。このドレミファソラシドは ハ長調の長音階(Cメジャースケール)です。ド(C)から始まって 全音、全音、半音、全音、全音、全音、半音 の順番に並べるとできます。(全音というのは半音2つ分のことです。上のピアノの図で確認してね。)どこの音から始めてもこの順番で並べると長音階(メジャースケール)ができます。例えばレ(D)から始めるとレ(D)、ミ(E)、ファ#(F#)、ソ(G)、ラ(A)、シ(B)、ド#(C#)、レ(D)となり 二長調の長音階(Dメジャースケール)になります。長調は全部で12キーあります。残りの10キーも覚えてくださいね。 (長音階 12キーUP&DOWN 1オクターブ) 音符&休符 上の図は音符と休符の長さを表してます。 全音符、全休符から順番に半分になっていって、 2分、4分、8分、16分、32分音符(休符)となっています。楽譜の読み書きの基本ですから是非覚えましょう! 半分の書き方がわかったところで今度は3等分にすると左のようになります。休符も同様です。4拍3連と2拍3連 はなれるまでタイミングがとりにくいですが、がんばって覚えて下さい。あと 5連符や 7連符のような奇数連符 の場合は音符の上や下に数字を入れると楽譜が読みやすくなります。 付点音符についてですが、まず右の図をみてください。付点がつくとその音符の半分の長さを足すという意味です。つまり1.5倍の長さになるわけです。全音符につくと6拍、2分音符につくと3拍の長さになります。なれれば簡単ですね。 コード(その1) さて左の譜面を見てください。ドレミファソラシドのそれぞれの音をルート音にして3度と5度の音を加えた 3声のコードです。 (Cダイアトニック・コード 3声) ピアノだとドミソの形をずらすだけで 白鍵だけで簡単に弾けちゃいます。大文字だけのコード名はそのアルファベットの音がルート音の メジャー・コード、小文字のmがついているのはそのアルファベットがルート音の マイナーコードです。メジャーとマイナーの違いは3度の音が 長3度か短3度かということです。(b5)というのは5度の音が半音下がった 減5度の音が入ってるという意味です。これらのコードは Cメジャー・キーのダイアトニック・コードと呼ばれます。ほかのキーでも同様に3声のコードを作れますね。 よく音楽理論書などに出てきますが、各キーの音から順にI,II,III,IV,V,VI,VIIとギリシャ数字をつけて I,IIm,IIIm,IV,V,VIm,VIIm(b5)というようにコードタイプの説明をしています。Fメジャー・スケール だとF(ファ),G(ソ),A(ラ),Bb(シb),C(ド),D(レ),E(ミ),F(ファ)になるので、 Fメジャー・キーのダイアトニック・コードはF=I,Gm=IIm,Am=IIIm,Bb=IV,C=V,Dm=VIm,Em(b5)=VIIm(b5) となります。ほかのキーもがんばって覚えましょう。 コード(その2) さて上の譜面を見てください。前回の3声のコードに 7度の音を加えた 4声のコードです。ちょっと響きが3声のコードに比べて厚く、おしゃれな感じになりますね。 (Cダイアトニック・コード 4声) 前回と同様にピアノだとドミソシの形をずらすだけで 白鍵だけで簡単に弾けちゃいます。注意して欲しいのは7度の音がC△7とF△7が 長7度、Dm7、Em7、G7、Bm7(b5)は短7度の音になります。コード・ネームに△7、或いはmaj7と付いてるのは 長7度(メジャーセブンス) の音を加えるという意味です。7だけの場合は 短7度(マイナー・セブンス)です。ほかのキーでも同様にルート、3度、5度、7度で4声のコードを作れますね。例えば Gメジャー・スケール だとG(ソ),A(ラ),B(シ),C(ド),D(レ),E(ミ),F#(ファ#),G(ソ)になるので、 Gメジャー・キーのダイアトニック・コードはG△7=I△7,Am7=IIm7,Bm7=IIIm7,C△7=IV△7, D7=V7,Em7=VIm7,F#m7(b5)=VIIm7(b5)となります。ほかのキーもがんばって覚えましょうね! コード(その3) さて上の譜面を見てください。前回までに出てこなかった 3声と4声のコードタイプです。 簡単な曲ではダイアトニックコードだけで出来ているのも多いですが、これらのコードも よく使われます。 (いろんなコード 3声&4声) 響きの違いがわかりやすいようにルート音は総てCで書いています。構成音ですが、まずCaugは オーギュメント・コードと呼ばれルート、長3度、増5度です。Caug7はそれに短7度を足します。 Cdimはディミニシュ・コードでルート、短3度、減5度。 Cdim7はそれに 減7度を足します。この場合はAの音です。 Csus4はサス・コードでルート、完全4度、完全5度。 C7sus4はそれに 短7度を足します。 C6はCの和音に長6度を足したもの。 C7(b5)はルート、長3度、減5度、短7度でC7の 5度が半音下がったものです。 Cmmaj7はCmに長7度を足したものです。 他のルート音でも弾いてみてそれぞれのコードの響きを確かめてください。 コード(その4) さて上の譜面を見てください。前回までに出てこなかった テンションコードと呼ばれるものです。 名前のとおり緊張感のある響きで、ジャズやボサノバなどに良く出てきますね。 表記の仕方はいろいろありますが、私がわかりやすいと思う方法で書きました。 (テンションコード) 今回も響きの違いがわかりやすいようにルート音は総てCです。 構成音を表にしてみました。 C9ルート、長3度、完全5度、短7度、長9度 Cm9ルート、短3度、完全5度、短7度、長9度 C△9ルート、長3度、完全5度、長7度、長9度 C9(#5)ルート、長3度、増5度、短7度、長9度 C9(b5)ルート、長3度、減5度、短7度、長9度 C7(b9)ルート、長3度、完全5度、短7度、短9度 C7(#9)ルート、長3度、完全5度、短7度、増9度 C69ルート、長3度、完全5度、長6度、長9度 C11ルート、長3度、完全5度、短7度、長9度、完全11度 C(#11)ルート、長3度、完全5度、短7度、長9度、増11度 C13ルート、長3度、完全5度、短7度、長9度、完全11度、長13度 C13(b9)ルート、長3度、完全5度、短7度、短9度、完全11度、長13度 C13(b5,b9)ルート、長3度、減5度、短7度、短9度、完全11度、長13度 実際の演奏では、コードトーンを全部弾くよりルートや5度の音をベースに任せて、 残りの音を弾く場合が多いです。例えばウクレレなら4本弦で、5つ以上の和音を 弾くのは物理的に無理ですから、C9を弾く時はドを省略してミ、ソ、シ♭、レを 弾いたりします。 ラシドレミファソラ 上の楽譜を見てください。ピアノの白鍵の音だけを並べたものですが、 ド(C)から弾きはじめて、 ドで終わるとCのメジャースケールになりますが、ラ(A)から弾きはじめてラで終わると、 Aのナチュラルマイナースケールになります。 (Aのエオリアン・スケールとも呼ばれます。) 使っている音は同じでもどこから始めるかによってスケールの名前が変わります。 今回はマイナー・スケールについてとりあげます。3つのマイナースケールがありますが、 メジャースケールとの違いがわかりやすいようにCのキーで並べてみましょう。 下の楽譜を見てください。 (Cmキーの3つのマイナー・スケール) @はCメジャー・スケールのミとラとシの音に♭が付いています。3度、6度、7度の3音が 半音下がったものですが、Cのナチュラル・マイナースケールとなります。 (Cのエオリアン・スケールともいいます。) Aはミの音だけに♭が付いています。3度の音だけ半音下がると、 Cのメロディク・マイナー・スケールになります。 Bはミとラの音に♭が付いていて、3度と6度が半音下がると、 Cのハーモニック・マイナー・スケールになります。 実際に弾いてみて違いを感じ取ってください。また他のキーでも3種類のマイナー・スケールを 弾いてみましょう。12キー全部弾くと練習になりますよー。 TOP
では次に5線譜でドレミの位置を確認しましょう。ピアノの譜面はこのように2段譜で書かれます。上の方が ト音記号のときのドレミ、下の方が ヘ音記号のドレミです。ヘ音記号の方は同じドレミでも 1オクターブ低いです。ト音記号は記号の書き始めがト音(ソ、G)だから、ヘ音記号は:の間がヘ音(ファ、F)を示すのでこう呼ばれます。ギターはト音記号、ベースはヘ音記号で書かれます。ただ注意して欲しいのはギターやベ−スは 記譜音より実音は1オクターブ低いです。このドレミファソラシドは ハ長調の長音階(Cメジャースケール)です。ド(C)から始まって 全音、全音、半音、全音、全音、全音、半音 の順番に並べるとできます。(全音というのは半音2つ分のことです。上のピアノの図で確認してね。)どこの音から始めてもこの順番で並べると長音階(メジャースケール)ができます。例えばレ(D)から始めるとレ(D)、ミ(E)、ファ#(F#)、ソ(G)、ラ(A)、シ(B)、ド#(C#)、レ(D)となり 二長調の長音階(Dメジャースケール)になります。長調は全部で12キーあります。残りの10キーも覚えてくださいね。
音符&休符
上の図は音符と休符の長さを表してます。 全音符、全休符から順番に半分になっていって、 2分、4分、8分、16分、32分音符(休符)となっています。楽譜の読み書きの基本ですから是非覚えましょう!
半分の書き方がわかったところで今度は3等分にすると左のようになります。休符も同様です。4拍3連と2拍3連 はなれるまでタイミングがとりにくいですが、がんばって覚えて下さい。あと 5連符や 7連符のような奇数連符 の場合は音符の上や下に数字を入れると楽譜が読みやすくなります。
付点音符についてですが、まず右の図をみてください。付点がつくとその音符の半分の長さを足すという意味です。つまり1.5倍の長さになるわけです。全音符につくと6拍、2分音符につくと3拍の長さになります。なれれば簡単ですね。
コード(その1)
さて左の譜面を見てください。ドレミファソラシドのそれぞれの音をルート音にして3度と5度の音を加えた 3声のコードです。
(Cダイアトニック・コード 3声) ピアノだとドミソの形をずらすだけで 白鍵だけで簡単に弾けちゃいます。大文字だけのコード名はそのアルファベットの音がルート音の メジャー・コード、小文字のmがついているのはそのアルファベットがルート音の マイナーコードです。メジャーとマイナーの違いは3度の音が 長3度か短3度かということです。(b5)というのは5度の音が半音下がった 減5度の音が入ってるという意味です。これらのコードは Cメジャー・キーのダイアトニック・コードと呼ばれます。ほかのキーでも同様に3声のコードを作れますね。 よく音楽理論書などに出てきますが、各キーの音から順にI,II,III,IV,V,VI,VIIとギリシャ数字をつけて I,IIm,IIIm,IV,V,VIm,VIIm(b5)というようにコードタイプの説明をしています。Fメジャー・スケール だとF(ファ),G(ソ),A(ラ),Bb(シb),C(ド),D(レ),E(ミ),F(ファ)になるので、 Fメジャー・キーのダイアトニック・コードはF=I,Gm=IIm,Am=IIIm,Bb=IV,C=V,Dm=VIm,Em(b5)=VIIm(b5) となります。ほかのキーもがんばって覚えましょう。 コード(その2) さて上の譜面を見てください。前回の3声のコードに 7度の音を加えた 4声のコードです。ちょっと響きが3声のコードに比べて厚く、おしゃれな感じになりますね。 (Cダイアトニック・コード 4声) 前回と同様にピアノだとドミソシの形をずらすだけで 白鍵だけで簡単に弾けちゃいます。注意して欲しいのは7度の音がC△7とF△7が 長7度、Dm7、Em7、G7、Bm7(b5)は短7度の音になります。コード・ネームに△7、或いはmaj7と付いてるのは 長7度(メジャーセブンス) の音を加えるという意味です。7だけの場合は 短7度(マイナー・セブンス)です。ほかのキーでも同様にルート、3度、5度、7度で4声のコードを作れますね。例えば Gメジャー・スケール だとG(ソ),A(ラ),B(シ),C(ド),D(レ),E(ミ),F#(ファ#),G(ソ)になるので、 Gメジャー・キーのダイアトニック・コードはG△7=I△7,Am7=IIm7,Bm7=IIIm7,C△7=IV△7, D7=V7,Em7=VIm7,F#m7(b5)=VIIm7(b5)となります。ほかのキーもがんばって覚えましょうね! コード(その3) さて上の譜面を見てください。前回までに出てこなかった 3声と4声のコードタイプです。 簡単な曲ではダイアトニックコードだけで出来ているのも多いですが、これらのコードも よく使われます。 (いろんなコード 3声&4声) 響きの違いがわかりやすいようにルート音は総てCで書いています。構成音ですが、まずCaugは オーギュメント・コードと呼ばれルート、長3度、増5度です。Caug7はそれに短7度を足します。 Cdimはディミニシュ・コードでルート、短3度、減5度。 Cdim7はそれに 減7度を足します。この場合はAの音です。 Csus4はサス・コードでルート、完全4度、完全5度。 C7sus4はそれに 短7度を足します。 C6はCの和音に長6度を足したもの。 C7(b5)はルート、長3度、減5度、短7度でC7の 5度が半音下がったものです。 Cmmaj7はCmに長7度を足したものです。 他のルート音でも弾いてみてそれぞれのコードの響きを確かめてください。 コード(その4) さて上の譜面を見てください。前回までに出てこなかった テンションコードと呼ばれるものです。 名前のとおり緊張感のある響きで、ジャズやボサノバなどに良く出てきますね。 表記の仕方はいろいろありますが、私がわかりやすいと思う方法で書きました。 (テンションコード) 今回も響きの違いがわかりやすいようにルート音は総てCです。 構成音を表にしてみました。 C9ルート、長3度、完全5度、短7度、長9度 Cm9ルート、短3度、完全5度、短7度、長9度 C△9ルート、長3度、完全5度、長7度、長9度 C9(#5)ルート、長3度、増5度、短7度、長9度 C9(b5)ルート、長3度、減5度、短7度、長9度 C7(b9)ルート、長3度、完全5度、短7度、短9度 C7(#9)ルート、長3度、完全5度、短7度、増9度 C69ルート、長3度、完全5度、長6度、長9度 C11ルート、長3度、完全5度、短7度、長9度、完全11度 C(#11)ルート、長3度、完全5度、短7度、長9度、増11度 C13ルート、長3度、完全5度、短7度、長9度、完全11度、長13度 C13(b9)ルート、長3度、完全5度、短7度、短9度、完全11度、長13度 C13(b5,b9)ルート、長3度、減5度、短7度、短9度、完全11度、長13度 実際の演奏では、コードトーンを全部弾くよりルートや5度の音をベースに任せて、 残りの音を弾く場合が多いです。例えばウクレレなら4本弦で、5つ以上の和音を 弾くのは物理的に無理ですから、C9を弾く時はドを省略してミ、ソ、シ♭、レを 弾いたりします。 ラシドレミファソラ 上の楽譜を見てください。ピアノの白鍵の音だけを並べたものですが、 ド(C)から弾きはじめて、 ドで終わるとCのメジャースケールになりますが、ラ(A)から弾きはじめてラで終わると、 Aのナチュラルマイナースケールになります。 (Aのエオリアン・スケールとも呼ばれます。) 使っている音は同じでもどこから始めるかによってスケールの名前が変わります。 今回はマイナー・スケールについてとりあげます。3つのマイナースケールがありますが、 メジャースケールとの違いがわかりやすいようにCのキーで並べてみましょう。 下の楽譜を見てください。 (Cmキーの3つのマイナー・スケール) @はCメジャー・スケールのミとラとシの音に♭が付いています。3度、6度、7度の3音が 半音下がったものですが、Cのナチュラル・マイナースケールとなります。 (Cのエオリアン・スケールともいいます。) Aはミの音だけに♭が付いています。3度の音だけ半音下がると、 Cのメロディク・マイナー・スケールになります。 Bはミとラの音に♭が付いていて、3度と6度が半音下がると、 Cのハーモニック・マイナー・スケールになります。 実際に弾いてみて違いを感じ取ってください。また他のキーでも3種類のマイナー・スケールを 弾いてみましょう。12キー全部弾くと練習になりますよー。 TOP
ピアノだとドミソの形をずらすだけで 白鍵だけで簡単に弾けちゃいます。大文字だけのコード名はそのアルファベットの音がルート音の メジャー・コード、小文字のmがついているのはそのアルファベットがルート音の マイナーコードです。メジャーとマイナーの違いは3度の音が 長3度か短3度かということです。(b5)というのは5度の音が半音下がった 減5度の音が入ってるという意味です。これらのコードは Cメジャー・キーのダイアトニック・コードと呼ばれます。ほかのキーでも同様に3声のコードを作れますね。
よく音楽理論書などに出てきますが、各キーの音から順にI,II,III,IV,V,VI,VIIとギリシャ数字をつけて I,IIm,IIIm,IV,V,VIm,VIIm(b5)というようにコードタイプの説明をしています。Fメジャー・スケール だとF(ファ),G(ソ),A(ラ),Bb(シb),C(ド),D(レ),E(ミ),F(ファ)になるので、 Fメジャー・キーのダイアトニック・コードはF=I,Gm=IIm,Am=IIIm,Bb=IV,C=V,Dm=VIm,Em(b5)=VIIm(b5) となります。ほかのキーもがんばって覚えましょう。
コード(その2)
さて上の譜面を見てください。前回の3声のコードに 7度の音を加えた 4声のコードです。ちょっと響きが3声のコードに比べて厚く、おしゃれな感じになりますね。
(Cダイアトニック・コード 4声) 前回と同様にピアノだとドミソシの形をずらすだけで 白鍵だけで簡単に弾けちゃいます。注意して欲しいのは7度の音がC△7とF△7が 長7度、Dm7、Em7、G7、Bm7(b5)は短7度の音になります。コード・ネームに△7、或いはmaj7と付いてるのは 長7度(メジャーセブンス) の音を加えるという意味です。7だけの場合は 短7度(マイナー・セブンス)です。ほかのキーでも同様にルート、3度、5度、7度で4声のコードを作れますね。例えば Gメジャー・スケール だとG(ソ),A(ラ),B(シ),C(ド),D(レ),E(ミ),F#(ファ#),G(ソ)になるので、 Gメジャー・キーのダイアトニック・コードはG△7=I△7,Am7=IIm7,Bm7=IIIm7,C△7=IV△7, D7=V7,Em7=VIm7,F#m7(b5)=VIIm7(b5)となります。ほかのキーもがんばって覚えましょうね! コード(その3) さて上の譜面を見てください。前回までに出てこなかった 3声と4声のコードタイプです。 簡単な曲ではダイアトニックコードだけで出来ているのも多いですが、これらのコードも よく使われます。 (いろんなコード 3声&4声) 響きの違いがわかりやすいようにルート音は総てCで書いています。構成音ですが、まずCaugは オーギュメント・コードと呼ばれルート、長3度、増5度です。Caug7はそれに短7度を足します。 Cdimはディミニシュ・コードでルート、短3度、減5度。 Cdim7はそれに 減7度を足します。この場合はAの音です。 Csus4はサス・コードでルート、完全4度、完全5度。 C7sus4はそれに 短7度を足します。 C6はCの和音に長6度を足したもの。 C7(b5)はルート、長3度、減5度、短7度でC7の 5度が半音下がったものです。 Cmmaj7はCmに長7度を足したものです。 他のルート音でも弾いてみてそれぞれのコードの響きを確かめてください。 コード(その4) さて上の譜面を見てください。前回までに出てこなかった テンションコードと呼ばれるものです。 名前のとおり緊張感のある響きで、ジャズやボサノバなどに良く出てきますね。 表記の仕方はいろいろありますが、私がわかりやすいと思う方法で書きました。 (テンションコード) 今回も響きの違いがわかりやすいようにルート音は総てCです。 構成音を表にしてみました。 C9ルート、長3度、完全5度、短7度、長9度 Cm9ルート、短3度、完全5度、短7度、長9度 C△9ルート、長3度、完全5度、長7度、長9度 C9(#5)ルート、長3度、増5度、短7度、長9度 C9(b5)ルート、長3度、減5度、短7度、長9度 C7(b9)ルート、長3度、完全5度、短7度、短9度 C7(#9)ルート、長3度、完全5度、短7度、増9度 C69ルート、長3度、完全5度、長6度、長9度 C11ルート、長3度、完全5度、短7度、長9度、完全11度 C(#11)ルート、長3度、完全5度、短7度、長9度、増11度 C13ルート、長3度、完全5度、短7度、長9度、完全11度、長13度 C13(b9)ルート、長3度、完全5度、短7度、短9度、完全11度、長13度 C13(b5,b9)ルート、長3度、減5度、短7度、短9度、完全11度、長13度 実際の演奏では、コードトーンを全部弾くよりルートや5度の音をベースに任せて、 残りの音を弾く場合が多いです。例えばウクレレなら4本弦で、5つ以上の和音を 弾くのは物理的に無理ですから、C9を弾く時はドを省略してミ、ソ、シ♭、レを 弾いたりします。 ラシドレミファソラ 上の楽譜を見てください。ピアノの白鍵の音だけを並べたものですが、 ド(C)から弾きはじめて、 ドで終わるとCのメジャースケールになりますが、ラ(A)から弾きはじめてラで終わると、 Aのナチュラルマイナースケールになります。 (Aのエオリアン・スケールとも呼ばれます。) 使っている音は同じでもどこから始めるかによってスケールの名前が変わります。 今回はマイナー・スケールについてとりあげます。3つのマイナースケールがありますが、 メジャースケールとの違いがわかりやすいようにCのキーで並べてみましょう。 下の楽譜を見てください。 (Cmキーの3つのマイナー・スケール) @はCメジャー・スケールのミとラとシの音に♭が付いています。3度、6度、7度の3音が 半音下がったものですが、Cのナチュラル・マイナースケールとなります。 (Cのエオリアン・スケールともいいます。) Aはミの音だけに♭が付いています。3度の音だけ半音下がると、 Cのメロディク・マイナー・スケールになります。 Bはミとラの音に♭が付いていて、3度と6度が半音下がると、 Cのハーモニック・マイナー・スケールになります。 実際に弾いてみて違いを感じ取ってください。また他のキーでも3種類のマイナー・スケールを 弾いてみましょう。12キー全部弾くと練習になりますよー。 TOP
前回と同様にピアノだとドミソシの形をずらすだけで 白鍵だけで簡単に弾けちゃいます。注意して欲しいのは7度の音がC△7とF△7が 長7度、Dm7、Em7、G7、Bm7(b5)は短7度の音になります。コード・ネームに△7、或いはmaj7と付いてるのは 長7度(メジャーセブンス) の音を加えるという意味です。7だけの場合は 短7度(マイナー・セブンス)です。ほかのキーでも同様にルート、3度、5度、7度で4声のコードを作れますね。例えば Gメジャー・スケール だとG(ソ),A(ラ),B(シ),C(ド),D(レ),E(ミ),F#(ファ#),G(ソ)になるので、 Gメジャー・キーのダイアトニック・コードはG△7=I△7,Am7=IIm7,Bm7=IIIm7,C△7=IV△7, D7=V7,Em7=VIm7,F#m7(b5)=VIIm7(b5)となります。ほかのキーもがんばって覚えましょうね!
コード(その3)
さて上の譜面を見てください。前回までに出てこなかった 3声と4声のコードタイプです。 簡単な曲ではダイアトニックコードだけで出来ているのも多いですが、これらのコードも よく使われます。
(いろんなコード 3声&4声) 響きの違いがわかりやすいようにルート音は総てCで書いています。構成音ですが、まずCaugは オーギュメント・コードと呼ばれルート、長3度、増5度です。Caug7はそれに短7度を足します。 Cdimはディミニシュ・コードでルート、短3度、減5度。 Cdim7はそれに 減7度を足します。この場合はAの音です。 Csus4はサス・コードでルート、完全4度、完全5度。 C7sus4はそれに 短7度を足します。 C6はCの和音に長6度を足したもの。 C7(b5)はルート、長3度、減5度、短7度でC7の 5度が半音下がったものです。 Cmmaj7はCmに長7度を足したものです。 他のルート音でも弾いてみてそれぞれのコードの響きを確かめてください。 コード(その4) さて上の譜面を見てください。前回までに出てこなかった テンションコードと呼ばれるものです。 名前のとおり緊張感のある響きで、ジャズやボサノバなどに良く出てきますね。 表記の仕方はいろいろありますが、私がわかりやすいと思う方法で書きました。 (テンションコード) 今回も響きの違いがわかりやすいようにルート音は総てCです。 構成音を表にしてみました。 C9ルート、長3度、完全5度、短7度、長9度 Cm9ルート、短3度、完全5度、短7度、長9度 C△9ルート、長3度、完全5度、長7度、長9度 C9(#5)ルート、長3度、増5度、短7度、長9度 C9(b5)ルート、長3度、減5度、短7度、長9度 C7(b9)ルート、長3度、完全5度、短7度、短9度 C7(#9)ルート、長3度、完全5度、短7度、増9度 C69ルート、長3度、完全5度、長6度、長9度 C11ルート、長3度、完全5度、短7度、長9度、完全11度 C(#11)ルート、長3度、完全5度、短7度、長9度、増11度 C13ルート、長3度、完全5度、短7度、長9度、完全11度、長13度 C13(b9)ルート、長3度、完全5度、短7度、短9度、完全11度、長13度 C13(b5,b9)ルート、長3度、減5度、短7度、短9度、完全11度、長13度 実際の演奏では、コードトーンを全部弾くよりルートや5度の音をベースに任せて、 残りの音を弾く場合が多いです。例えばウクレレなら4本弦で、5つ以上の和音を 弾くのは物理的に無理ですから、C9を弾く時はドを省略してミ、ソ、シ♭、レを 弾いたりします。 ラシドレミファソラ 上の楽譜を見てください。ピアノの白鍵の音だけを並べたものですが、 ド(C)から弾きはじめて、 ドで終わるとCのメジャースケールになりますが、ラ(A)から弾きはじめてラで終わると、 Aのナチュラルマイナースケールになります。 (Aのエオリアン・スケールとも呼ばれます。) 使っている音は同じでもどこから始めるかによってスケールの名前が変わります。 今回はマイナー・スケールについてとりあげます。3つのマイナースケールがありますが、 メジャースケールとの違いがわかりやすいようにCのキーで並べてみましょう。 下の楽譜を見てください。 (Cmキーの3つのマイナー・スケール) @はCメジャー・スケールのミとラとシの音に♭が付いています。3度、6度、7度の3音が 半音下がったものですが、Cのナチュラル・マイナースケールとなります。 (Cのエオリアン・スケールともいいます。) Aはミの音だけに♭が付いています。3度の音だけ半音下がると、 Cのメロディク・マイナー・スケールになります。 Bはミとラの音に♭が付いていて、3度と6度が半音下がると、 Cのハーモニック・マイナー・スケールになります。 実際に弾いてみて違いを感じ取ってください。また他のキーでも3種類のマイナー・スケールを 弾いてみましょう。12キー全部弾くと練習になりますよー。 TOP
響きの違いがわかりやすいようにルート音は総てCで書いています。構成音ですが、まずCaugは オーギュメント・コードと呼ばれルート、長3度、増5度です。Caug7はそれに短7度を足します。
Cdimはディミニシュ・コードでルート、短3度、減5度。 Cdim7はそれに 減7度を足します。この場合はAの音です。
Csus4はサス・コードでルート、完全4度、完全5度。 C7sus4はそれに 短7度を足します。
C6はCの和音に長6度を足したもの。
C7(b5)はルート、長3度、減5度、短7度でC7の 5度が半音下がったものです。
Cmmaj7はCmに長7度を足したものです。
他のルート音でも弾いてみてそれぞれのコードの響きを確かめてください。
コード(その4)
さて上の譜面を見てください。前回までに出てこなかった テンションコードと呼ばれるものです。 名前のとおり緊張感のある響きで、ジャズやボサノバなどに良く出てきますね。 表記の仕方はいろいろありますが、私がわかりやすいと思う方法で書きました。
(テンションコード) 今回も響きの違いがわかりやすいようにルート音は総てCです。 構成音を表にしてみました。 C9ルート、長3度、完全5度、短7度、長9度 Cm9ルート、短3度、完全5度、短7度、長9度 C△9ルート、長3度、完全5度、長7度、長9度 C9(#5)ルート、長3度、増5度、短7度、長9度 C9(b5)ルート、長3度、減5度、短7度、長9度 C7(b9)ルート、長3度、完全5度、短7度、短9度 C7(#9)ルート、長3度、完全5度、短7度、増9度 C69ルート、長3度、完全5度、長6度、長9度 C11ルート、長3度、完全5度、短7度、長9度、完全11度 C(#11)ルート、長3度、完全5度、短7度、長9度、増11度 C13ルート、長3度、完全5度、短7度、長9度、完全11度、長13度 C13(b9)ルート、長3度、完全5度、短7度、短9度、完全11度、長13度 C13(b5,b9)ルート、長3度、減5度、短7度、短9度、完全11度、長13度 実際の演奏では、コードトーンを全部弾くよりルートや5度の音をベースに任せて、 残りの音を弾く場合が多いです。例えばウクレレなら4本弦で、5つ以上の和音を 弾くのは物理的に無理ですから、C9を弾く時はドを省略してミ、ソ、シ♭、レを 弾いたりします。 ラシドレミファソラ 上の楽譜を見てください。ピアノの白鍵の音だけを並べたものですが、 ド(C)から弾きはじめて、 ドで終わるとCのメジャースケールになりますが、ラ(A)から弾きはじめてラで終わると、 Aのナチュラルマイナースケールになります。 (Aのエオリアン・スケールとも呼ばれます。) 使っている音は同じでもどこから始めるかによってスケールの名前が変わります。 今回はマイナー・スケールについてとりあげます。3つのマイナースケールがありますが、 メジャースケールとの違いがわかりやすいようにCのキーで並べてみましょう。 下の楽譜を見てください。 (Cmキーの3つのマイナー・スケール) @はCメジャー・スケールのミとラとシの音に♭が付いています。3度、6度、7度の3音が 半音下がったものですが、Cのナチュラル・マイナースケールとなります。 (Cのエオリアン・スケールともいいます。) Aはミの音だけに♭が付いています。3度の音だけ半音下がると、 Cのメロディク・マイナー・スケールになります。 Bはミとラの音に♭が付いていて、3度と6度が半音下がると、 Cのハーモニック・マイナー・スケールになります。 実際に弾いてみて違いを感じ取ってください。また他のキーでも3種類のマイナー・スケールを 弾いてみましょう。12キー全部弾くと練習になりますよー。 TOP
今回も響きの違いがわかりやすいようにルート音は総てCです。 構成音を表にしてみました。
実際の演奏では、コードトーンを全部弾くよりルートや5度の音をベースに任せて、 残りの音を弾く場合が多いです。例えばウクレレなら4本弦で、5つ以上の和音を 弾くのは物理的に無理ですから、C9を弾く時はドを省略してミ、ソ、シ♭、レを 弾いたりします。
ラシドレミファソラ
上の楽譜を見てください。ピアノの白鍵の音だけを並べたものですが、 ド(C)から弾きはじめて、 ドで終わるとCのメジャースケールになりますが、ラ(A)から弾きはじめてラで終わると、 Aのナチュラルマイナースケールになります。 (Aのエオリアン・スケールとも呼ばれます。) 使っている音は同じでもどこから始めるかによってスケールの名前が変わります。 今回はマイナー・スケールについてとりあげます。3つのマイナースケールがありますが、 メジャースケールとの違いがわかりやすいようにCのキーで並べてみましょう。 下の楽譜を見てください。
@はCメジャー・スケールのミとラとシの音に♭が付いています。3度、6度、7度の3音が 半音下がったものですが、Cのナチュラル・マイナースケールとなります。 (Cのエオリアン・スケールともいいます。)
Aはミの音だけに♭が付いています。3度の音だけ半音下がると、 Cのメロディク・マイナー・スケールになります。
Bはミとラの音に♭が付いていて、3度と6度が半音下がると、 Cのハーモニック・マイナー・スケールになります。
実際に弾いてみて違いを感じ取ってください。また他のキーでも3種類のマイナー・スケールを 弾いてみましょう。12キー全部弾くと練習になりますよー。